そうだ、人間に戻ろう。

廃人みたいになってた私生活を改善しようという話。

 

何やかやあって、私は、(私の感覚的に)半引きこもりの廃人生活をぬるぬる続けていた。

引きこもるとかなり時間が出来るのだが、その時間は睡眠とスマホゲームと手慰みに書いている小説に溶けた。

 

自分自身で「これはやべえな」と思ったきっかけは、色んなものの汚さ。

 

敷布団なのだが、それは勿論万年床と化しているし、その周りには服やら資料やらが散乱。(内定先の研修や、滅多にないが引きこもる前の知り合いからの食事等の誘い、大学での中間発表等の用事の際には出掛けていたので、その際に一応人様に見せられる格好をするのでそれなりに着替えるのだ)

食事はインスタント食品に頼り切りだったが、それでも、洗い物を溜めるのでシンクの中には常に何か洗うべきものがある状態。

この時点でだいぶ汚いのだが、最もアカンかったのが、人に会わないため、また、元来の性質も手伝って毎日お風呂に入っていなかった。

要は、外面だけ何とかして、一人暮らしの部屋の中はぐっちゃぐちゃのまま、私生活が完全なるクズだったわけだ。

実際、自分では取り繕っていたつもりでも、日頃の習慣が祟って顔がむくんでいたり、髪が伸ばしっぱなしだったり、服もかなりダサいことになっていた。

 

いやぁ…………。やわらか~くアバウトに書いたので伝わってないと思うが、私の基準的には全然人間的な生活してない……。人間辞めてる。

 

というわけで、スマホゲームのイベントが落ち着いたある日、一念発起し、このクズ生活を脱しようと考えた。

 

とはいえ、半引きこもりをしている間も、「この生活なんとかしないとな」という思いはあったのだ。しかし意志の弱さから、健康で文化的でない生活をダラダラと続けてしまっていた。

そこで私は、一人暮らしのアパートに親を召喚することにした。

 

ワタクシ長子なもので。しかも(たぶん見抜かれてるけど)良い子ちゃんしてたので。親にはどうしても、ダメな自分を見せたくなかった。

だから、ドライブをしたいだなんだと適当に理由を付けて、こちらにわざわざ来てもらうことにした。

親襲来の予定日があまり先では決意も鈍る(とことん意志薄弱)ので、急な話で親には申し訳なかったが、話を始めた日の三日後とかに襲来日を設定した。

そして、作戦は功を奏し、見栄っ張りな私は立ち上がり、部屋の片づけに取り掛かることに成功。引きこもりには時間がたっぷりあったので、親が到着するまでに、人様に魅せられるくらいには片付いた。

 

ドライブは楽しかった。帰りついた部屋も綺麗になっていたし。

これは! クズ生活を脱せる予感……!!!

 

なんて思っていた日もありました。

 

その後が問題だった。……というわけで、続きはまた。